山 行 報 告 | |
2011/11/13 丹沢大倉・遭難救助講習会 | メンバ:新村、根来 記録:新村 |
【記 録】
神奈川県山岳連盟の遭難救助講習会に根来さんと参加する。私たちが参加したのは縦走組、大高さんは登攀組の講師を務める。講習は「いかに事故を起こさないか」が主旨で、以下は縦走組で教わった内容の概要。
1.ロープの結び方…呼称はいろいろあるが、英語で覚えるか会で統一す
るように。
・フィギュアエイトノット ・ダブルフィッシャーマンズノットでの末端処理
・クローブヒッチ ・ムンターヒッチ
2.スリングによる支点の作成…巻きつける回数で支点となるスリングの
長さを調整する。ガースヒッチ引き方向と絡めたスリングの角度が鋭角
になると、最も衝撃荷重に弱きなるで避ける。
・ガースヒッチ ・ツーバイト ・ラウンドターン
3.ムンターヒッチでの引き上げと…ロープを引く力だけで止めておくのは
難しい。常にグリップビレイをしながら行うとより確実で腕もパンプしに
くい。環付きビナの環が引く側のロープと反対になるようにする。
4.ムンターヒッチでの懸垂下降…手でクローブヒッチを作ってから半回転
外してムンターヒッチを作ると間違えにくくセットしやすい。
5.簡易ハーネスの作り方…120と60のスリングを連結して作る。覚えやす
くわりと安定していた。
6.ザック搬送…ザック、60スリング2本、カラビナ2個、120スリング1本を使
用。
7.ロープ、鎖場の設置場所での簡易ハーネスによる通過方法…簡易ハ
ーネスの他、120のスリング1本とカラビナ2個でウサギの耳が作れる。
8.講師によるシュミレーション(実践なし)…一度見ただけでは覚えられ
ない。
・ツエルトによる梱包と搬送法
・引き上げシステム1分の1、2分の1、3分の1
・ショートロープのひげ